ブラケット矯正

ブラケットを利用した矯正治療は、一般的には「歯列矯正治療」と呼ばれています。この治療方法では、ブラケットと呼ばれる小さな金属やセラミック製の装置を歯に取り付け、ワイヤーでつないで力を加えることで、歯並びを整えます。歯列矯正治療は、長期的な治療期間が必要となる場合がありますが、効果的に歯並びを改善することができます。
ブラケット矯正の流れ
- 初診・カウンセリングまず、歯科医師による初診が行われます。歯の状態や咬み合わせをチェックし、治療計画を立てます。患者の希望や予算、治療期間なども確認します。
- 治療の開始治療開始前に、口内写真やレントゲン検査などの検査が行われる場合があります。その後、ブラケットと呼ばれる金属やセラミック製の装置を歯に取り付けます。ブラケットには、ワイヤーを通すためのスロットがあります。
- ワイヤーの取り付けブラケットには、ワイヤーを通すためのスロットがあります。治療開始後、歯列を動かすためのワイヤーをブラケットに通します。ワイヤーの形状は、歯列の状態に合わせて調整されます。
- 調整・メンテナンス治療開始後、一定期間ごとに定期的な調整が行われます。調整は、ワイヤーの張りを調整することで、歯列を徐々に動かします。また、ブラケットやワイヤーのトラブルが起こらないように、メンテナンスも重要です。
- 治療完了・リテンション期間歯列の状態が理想的に整ったら、治療は完了です。しかし、歯列の状態を維持するために、リテンション期間と呼ばれる期間が設けられる場合があります。この期間中に、リテーナーと呼ばれる装置を装着し、歯列を維持します。
以上が、ブラケット治療の一般的な治療の流れです。ただし、個人差があるため、歯科医師との相談が必要です。